2023年09月29日 10:06
は~い!皆様3ヶ月ぶりのご無沙汰でした。お元気でお過ごしでしたか?
しかし、この夏は歴史に残る暑さでしたね!気象庁の1875年観測以来今年の7月・8月の平均温度は過去最高の温度になりました。7月は4℃、8月は3℃も平均温度を上回っております。30℃以上35℃未満の真夏日の日数が86日(9月18日時点)、35℃以上の猛暑日の日数が23日と、この日数も過去最高日数を大幅に更新致しました。
まぁ、この夏は思い出に残る厚く熱く暑い夏だったという事ですね!
来年のこの時期のコラムにも過去最高の暑い夏でしたねって書いてたりして・・・・。
あっ!思い出した。9月に来院されたインド人の患者さんが「東京の暑さ!はんぱない!!」 って仰ってましたヨ。彼女の住むニューデリーは気温45℃にも関わらずにね。(笑)
そして、コロナが今年5月8日以降第5類に分類されて以来の初めての夏休みと言うことで小生も4年ぶりに高校時代の友人に逢って飲んだり、カラオケをしたりして愉しみました。そのツケが休み明けの8月17日の午後より急に声が出なくなり、森進一と桂銀淑を足して2で割ったような“しわがれ声”になってしまいました。漢方薬の“麦門冬湯”を近所のウエルシア薬局で購入し数回服用致しましたら本来の美声に戻りました。
コロナやインフルエンザも流行っているという事で熱もなく喉の痛みもございませんでしたが一応、念の為抗原検査やPCR検査を行いましたが何ら陰性で問題ありませんでした。
でも、世界を見渡して観ても第9波や10波何て言っている國は我が国くらいですし、ワクチン接種も7回目の接種券が来たと言って悦んでいる国民も我々日本人だけのような気が致しております。まさにコロナに心まで奪われてしまった様な気がしてなりません。(泪)
しかし、日本人の国民性に『我慢』する。というものがございます。「我慢」をググってみると1.堪え忍ぶこと。こらえること。辛抱。2.我意を張ること。また、そのさま。強情。
3.仏語。我に執着し、我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり、他を侮ること。高慢。とありました。
我々日本人にとって『我慢』は美徳であり、我慢の先にはきっといいことが絶対にあると信じているから我慢をするのでしょうね?!心療内科医の鈴木裕介先生が上梓された「我慢して生きるほど人生は長くない」を読んでみました。本の帯には“自分を後回しにしてまで周りの期待に応えなくていい”“一流も勝利もお金も地位も人を幸せにはしない。”と興味を示すワードが肩を並べていたのでつい手に取り購入した次第です。
この本は5つのコンテンツに分かれておりとても読みやすい校正になっております。コンテンツ1として「我慢せず生きていくための公平で安心な人間関係の作り方」コンテンツ2「会社や社会に疲れてしまった人への処方箋」コンテンツ3「思い込みを捨て、自分らしい人生を取り戻す」コンテンツ4「誰にも振り回されず、自己肯定感を保つには」コンテンツ5「心地よくない、楽しくないと感じたものは捨てていく」でトータル28個の我慢しないで楽しく人生を謳歌する生き方のヒントが書かれております。興味のある方は是非ともお読み下さい、当院の貸し出し文庫にもございますのでいつでも貸し出しOKですよ!その中で特に印象的だったのを1つご紹介致します。終わりのない我慢は百害あって一利無しですので、我慢も期限付で我慢にゴールを設定すると逆に良い効果をもたらすという事でした。例えば「今は仕事が忙しいけど期末を乗り切れれば楽になる」など、期間限定で我慢することで脳内伝達物質ホルモン1つのノルアドレナリンの分泌を促します。このホルモンは追い詰められたときに分泌され、集中力を高める効果があり自律神経のうちの交感神経を活発に致します。車のアクセルだと思ってください。夏休みの宿題に追われていたお子さんも多かったのではないかと思いますが、ノルアドレナリンの分泌が増しアクセルを一気に踏み込むと通常以上の力を発揮し、締め切りに間に合わせることが出来るのです。しかし我慢の限界は1ヶ月程度であればさほど問題はございませんが、2ヶ月以上にもなると憔悴してメンタルの弱い人はダウンしてしまう可能性があります。3ヶ月を超えると普通の人でもメンタルダウン状態がピークを過ぎ状態が悪化します。
人間関係においても、我慢の限界を設定するといいです。職場に本当に嫌な相手がいるならば、コミュニケーション量を限界まで減らし極力係わらずに居ると、そのうちに我慢せずに済む適度な距離感が見えてきます。人間関係において「1対2対7の法則」というものがあって10人いると自分を嫌う人がだいたい1人はいます。しかし、自分を好きになってくれる人や応援してくれる人も2人はいます。残りの7人は好きでも嫌いでもない中立の方々です。これは普遍的な法則で小生が心の師として仰ぐ小林正観先生も生前「世の中は敵50%見方50%」とおっしゃっておりました。ですから、どこの職場に転職しようが必ず嫌な奴は一人は居るし貴方を嫌だと思う人も一人は居ると言うことですから、全く氣にする必要などございません。貴方のことを好きになってくれる人や応援してくれる人を先ずは大切にしるべきです。しかし、実際には嫌いな人ばかり氣にしてしまう人が殆どで、「こんなこと言われた」「あんなことされた」と嫌いな人の事ばかり考えて仕事に支障を来してしまう人も居るぐらいです。それよりも、応援してくれる人や支えてくれる人に感謝を示したり、恩返しをすることのほうが、よっぽど人生は愉しく、うまく循環して参ります。との事でした。
小生が中学生時代柔道部の先輩が水道の前に竹刀を持って立ち「こらっ!おまえ達練習の間に水なんか飲むな」って怒られて過ごして来た記憶がございます。“昨日の常識は今日の非常識”です。きっと「我慢」にも時代の流れや価値観の違いは生じます。ザ昭和の漫画に「巨人の星」がありますよね!根性・根性ど根性・・・あれっこれは「ど根性ガエル」だったけなぁっ・・・・。?
「巨人の星」の様なハードな根性論は令和の現代ではもはや通用しませんし高校野球でさえピッチャーの球数制限というものが導入され痛みを我慢させてまで今は投げさせません。しかし、どの時代になったとしても努力とか友情とか愛とか「アレ」?とか我慢は不変ですしどの時代でも素晴らしいものであるとして認識される事でしょう。昔の価値観を真っ向から全否定するのではなく、表現方法や評価する部分が変化して行くと考えた方がスマートですし、実際、昔のように「我慢や苦しむこと自体に意味がある」という考え方は現代にはマッチしてませんし、今現在求められるのは「意味のある努力」であって、その為に必要があれば我慢することも受け入れるという若者達も増えてきていると思います。そうやって昔の価値観と今の価値観をチューニングしながらやっていくのがいいのではないでしょうか。
「我慢は美徳」と信じてきた小生も含めた昭和人は我慢をヤメルという選択肢もあるんだ!と思うだけで昔の価値観に拘るよりもバージョンアップさせた今の価値観でこれから残された人生を生きて行った方がきっと新たな幸せや生きがいを見いだせるに違いありません。「我慢は美徳」がこれからの人生の足枷にならないように現代の価値観で物事を臨機応変に観察しましょう!
観察と言えば、今年の中秋の名月「十五夜」は9月29日です。丁度この日は満月に当たります。必ずしも中秋の名月が満月になるとは限りません。次回は7年後の2030年9月12日ですよ!晴れるといいね。月よ愛でよ!よく観察して月光浴して心身の浄化にオススメ
ですヨ。
それでは、みなさん次回は南瓜を食べる頃にお逢いしましょうね(;_;)/~~~
我慢しないで生きてて下さいネ!
いつもありがっとう御財増。
かわい接骨院、じょんのびはり・きゅう治療室
手技療法家 川合 晃生☆彰
しかし、この夏は歴史に残る暑さでしたね!気象庁の1875年観測以来今年の7月・8月の平均温度は過去最高の温度になりました。7月は4℃、8月は3℃も平均温度を上回っております。30℃以上35℃未満の真夏日の日数が86日(9月18日時点)、35℃以上の猛暑日の日数が23日と、この日数も過去最高日数を大幅に更新致しました。
まぁ、この夏は思い出に残る厚く熱く暑い夏だったという事ですね!
来年のこの時期のコラムにも過去最高の暑い夏でしたねって書いてたりして・・・・。
あっ!思い出した。9月に来院されたインド人の患者さんが「東京の暑さ!はんぱない!!」 って仰ってましたヨ。彼女の住むニューデリーは気温45℃にも関わらずにね。(笑)
そして、コロナが今年5月8日以降第5類に分類されて以来の初めての夏休みと言うことで小生も4年ぶりに高校時代の友人に逢って飲んだり、カラオケをしたりして愉しみました。そのツケが休み明けの8月17日の午後より急に声が出なくなり、森進一と桂銀淑を足して2で割ったような“しわがれ声”になってしまいました。漢方薬の“麦門冬湯”を近所のウエルシア薬局で購入し数回服用致しましたら本来の美声に戻りました。
コロナやインフルエンザも流行っているという事で熱もなく喉の痛みもございませんでしたが一応、念の為抗原検査やPCR検査を行いましたが何ら陰性で問題ありませんでした。
でも、世界を見渡して観ても第9波や10波何て言っている國は我が国くらいですし、ワクチン接種も7回目の接種券が来たと言って悦んでいる国民も我々日本人だけのような気が致しております。まさにコロナに心まで奪われてしまった様な気がしてなりません。(泪)
しかし、日本人の国民性に『我慢』する。というものがございます。「我慢」をググってみると1.堪え忍ぶこと。こらえること。辛抱。2.我意を張ること。また、そのさま。強情。
3.仏語。我に執着し、我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり、他を侮ること。高慢。とありました。
我々日本人にとって『我慢』は美徳であり、我慢の先にはきっといいことが絶対にあると信じているから我慢をするのでしょうね?!心療内科医の鈴木裕介先生が上梓された「我慢して生きるほど人生は長くない」を読んでみました。本の帯には“自分を後回しにしてまで周りの期待に応えなくていい”“一流も勝利もお金も地位も人を幸せにはしない。”と興味を示すワードが肩を並べていたのでつい手に取り購入した次第です。
この本は5つのコンテンツに分かれておりとても読みやすい校正になっております。コンテンツ1として「我慢せず生きていくための公平で安心な人間関係の作り方」コンテンツ2「会社や社会に疲れてしまった人への処方箋」コンテンツ3「思い込みを捨て、自分らしい人生を取り戻す」コンテンツ4「誰にも振り回されず、自己肯定感を保つには」コンテンツ5「心地よくない、楽しくないと感じたものは捨てていく」でトータル28個の我慢しないで楽しく人生を謳歌する生き方のヒントが書かれております。興味のある方は是非ともお読み下さい、当院の貸し出し文庫にもございますのでいつでも貸し出しOKですよ!その中で特に印象的だったのを1つご紹介致します。終わりのない我慢は百害あって一利無しですので、我慢も期限付で我慢にゴールを設定すると逆に良い効果をもたらすという事でした。例えば「今は仕事が忙しいけど期末を乗り切れれば楽になる」など、期間限定で我慢することで脳内伝達物質ホルモン1つのノルアドレナリンの分泌を促します。このホルモンは追い詰められたときに分泌され、集中力を高める効果があり自律神経のうちの交感神経を活発に致します。車のアクセルだと思ってください。夏休みの宿題に追われていたお子さんも多かったのではないかと思いますが、ノルアドレナリンの分泌が増しアクセルを一気に踏み込むと通常以上の力を発揮し、締め切りに間に合わせることが出来るのです。しかし我慢の限界は1ヶ月程度であればさほど問題はございませんが、2ヶ月以上にもなると憔悴してメンタルの弱い人はダウンしてしまう可能性があります。3ヶ月を超えると普通の人でもメンタルダウン状態がピークを過ぎ状態が悪化します。
人間関係においても、我慢の限界を設定するといいです。職場に本当に嫌な相手がいるならば、コミュニケーション量を限界まで減らし極力係わらずに居ると、そのうちに我慢せずに済む適度な距離感が見えてきます。人間関係において「1対2対7の法則」というものがあって10人いると自分を嫌う人がだいたい1人はいます。しかし、自分を好きになってくれる人や応援してくれる人も2人はいます。残りの7人は好きでも嫌いでもない中立の方々です。これは普遍的な法則で小生が心の師として仰ぐ小林正観先生も生前「世の中は敵50%見方50%」とおっしゃっておりました。ですから、どこの職場に転職しようが必ず嫌な奴は一人は居るし貴方を嫌だと思う人も一人は居ると言うことですから、全く氣にする必要などございません。貴方のことを好きになってくれる人や応援してくれる人を先ずは大切にしるべきです。しかし、実際には嫌いな人ばかり氣にしてしまう人が殆どで、「こんなこと言われた」「あんなことされた」と嫌いな人の事ばかり考えて仕事に支障を来してしまう人も居るぐらいです。それよりも、応援してくれる人や支えてくれる人に感謝を示したり、恩返しをすることのほうが、よっぽど人生は愉しく、うまく循環して参ります。との事でした。
小生が中学生時代柔道部の先輩が水道の前に竹刀を持って立ち「こらっ!おまえ達練習の間に水なんか飲むな」って怒られて過ごして来た記憶がございます。“昨日の常識は今日の非常識”です。きっと「我慢」にも時代の流れや価値観の違いは生じます。ザ昭和の漫画に「巨人の星」がありますよね!根性・根性ど根性・・・あれっこれは「ど根性ガエル」だったけなぁっ・・・・。?
「巨人の星」の様なハードな根性論は令和の現代ではもはや通用しませんし高校野球でさえピッチャーの球数制限というものが導入され痛みを我慢させてまで今は投げさせません。しかし、どの時代になったとしても努力とか友情とか愛とか「アレ」?とか我慢は不変ですしどの時代でも素晴らしいものであるとして認識される事でしょう。昔の価値観を真っ向から全否定するのではなく、表現方法や評価する部分が変化して行くと考えた方がスマートですし、実際、昔のように「我慢や苦しむこと自体に意味がある」という考え方は現代にはマッチしてませんし、今現在求められるのは「意味のある努力」であって、その為に必要があれば我慢することも受け入れるという若者達も増えてきていると思います。そうやって昔の価値観と今の価値観をチューニングしながらやっていくのがいいのではないでしょうか。
「我慢は美徳」と信じてきた小生も含めた昭和人は我慢をヤメルという選択肢もあるんだ!と思うだけで昔の価値観に拘るよりもバージョンアップさせた今の価値観でこれから残された人生を生きて行った方がきっと新たな幸せや生きがいを見いだせるに違いありません。「我慢は美徳」がこれからの人生の足枷にならないように現代の価値観で物事を臨機応変に観察しましょう!
観察と言えば、今年の中秋の名月「十五夜」は9月29日です。丁度この日は満月に当たります。必ずしも中秋の名月が満月になるとは限りません。次回は7年後の2030年9月12日ですよ!晴れるといいね。月よ愛でよ!よく観察して月光浴して心身の浄化にオススメ
ですヨ。
それでは、みなさん次回は南瓜を食べる頃にお逢いしましょうね(;_;)/~~~
我慢しないで生きてて下さいネ!
いつもありがっとう御財増。
かわい接骨院、じょんのびはり・きゅう治療室
手技療法家 川合 晃生☆彰
スポンサーサイト