院長コラム
2014年院長コラム初夏  
         『あ・り・の・ま・ま』で『あ・き・ら・め・る』

新年度がスタートし早1カ月が経過しようとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
消費税が5%から8%に変わり始めのうちはゴタゴタしていましたが漸く慣れてきたかなぁという感があります。
商品が税抜価格で大きく表示してあり、その下に小さく税込価格が記載されているので、
小さい方(見にくい方)をよく見ないでレジに商品を持って行って、
お金が足りないなんてことにならないよう注意しないといけませんね・・・(笑)

4月から新社会人になった方、新一年生になった方、おめでとうございます。
まだまだ緊張の連続で気が抜けない時期かもしれませんが、あまりそのような状態が長く続いてしまいますと、
心と身体に不調が現れますので、深呼吸を忘れずに、ゆっくり長く息を吐いてくださいね。
そして新たな希望と夢を胸に抱き新生活がスタートした訳でありますが、いきなりこんなことを推奨してしまうのは
どうかとも想ったのですが、もしこれから何か壁にぶつかった時には、ネガティブな感情が生まれる前に
その事柄を「あきらめて」下さい。


普通「あきらめる」というと、物事を途中で投げ出してやめてしまう事、
ギブアップすることだと想ってらっしゃると方が多いと思われますが、もともと「あきらめる」とは
諦めるではなく、明らめるでもあります。
明らめるには、物事を明らかにして真実を見るという意味があります。
物事を明らかにすれば、おのずとどうしたらいいのかが見えてきます。あとは見えたものに対し
前に向かって進んでいけばいいのです。
反対に、何を捨てればいいのかを明らめずに、やみくもに「あきらめない」と頑張り続けていると、
怒り不安、緊張などが長い間続き、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過剰に優位な状態が続き、
また、悔んだり嘆いたり、悲しんだり憂いたりして、心が暗く沈んだ状態が長く続いて、
自律神経のバランスが乱れ、その結果、身体が病気になりやすい環境に向かって行ってしまいます。
やみくもに「あきらめないぞ」と頑張り続けていると自律神経のバランスが崩れてしまい、
「あきらめる」と自律神経のバランスが整い、身体が病気になりにくい環境になるという訳です。


世間ではいいことだと思われがちな「あきらめない」は、言葉を換えると執着であり、
切り替えられないことであり、ケジメがつかないことでもあるのです。
逆に「あきらめる」は心のリセットであり、新しいステージへ上る為の登竜門です。
決してギブアップすることではなく、ここまでやったんだから、これ以上考えても仕方がないと
物事の本質を見極めて、真実をしっかり見て、前に進む勇気を持つという事なのです。


作家の曽野 綾子さんが『人間にとって成熟とは何か』でこんなことを云っておられました。
「人間にとって大切な一つの知恵は、諦めることでもあるのだ。諦めがつけば、
人の心にはしばしば思いもしなかった平安が訪れる。しかし現代は、諦めることを道徳的にも許さない
おかしな時代になった。・・・」「できるだけは、頑張る。しかし諦めるポイントを見つけるのも、大人の知恵だ。」
「諦めることも一つの成熟なのだとこの頃になって思う。しかしその場合も、充分に爽やかに諦めることができた、
という自覚が必要だ。」
自律神経研究の第一人者として知られている順天堂大学医学部教授の小林 弘幸先生は
著書『自律神経を整える「あきらめる」健康法』の中で「あきらめる」ことで真の「あきらめない勇気」を
持てるのだと云っておられます。


新生活がスタートした今、心が弾み希望に満ち満ちていらっしゃると想いますが、
これからの人生において泣き出したくなるようなことや逃げ出したくなるような事が多々訪れる事でしょう。
しかしそれにもちゃんと意味があり貴方の人生に必要だから必然的に起こる事ではあるのですが、
負のスパイラルに嵌り絶望の淵に追いやられ視野をどんどん狭くし現実的な対応策はいくつもあるのにもかかわらず、
どこにも希望がないと確信し、ついには、この苦しみから逃げ出す為には自死しかないと考えてしまう。


絶対にそれは止めてください。

本当の「あきらめる勇気」を持っている人は、物事の深刻さに目を覆われてへたり込むのではなく、
どこかに突破口がきっとあると確信して行動します。
八方塞といいますが、どこかに光がかすかに見えるところはきっとあるはずです。


≪一寸先は光≫このコピーを最近、煙草の自動販売機に書いてあり驚愕しました。
確かマルボロだったかなぁ?何の関係があるのか不思議だったのですが分かる人がいたら教えて下さい。
なにはともあれフレッシャーズの諸君!光が見えにくかったら当院に寄って下さい。
一緒に光を探しましょう。



そして、『ありのまま』の自分 でいることによって、これから生じる人間関係が円滑に動き始めます。
映画『アナと雪の女王』で主題歌 Let It Go~ありのままで~ を
松 たか子さんやMay Jさんが歌っておられますが、聞いてない方は是非とも一度
You Tube等で聞いて観てみて下さい。
きっと人生を生き抜くエッセンスが一杯あるはずです。人生はニャンとかなるしワンだふるなのですから・・・。
僕はこの『あ・り・の・ま・ま』を今年の流行語大賞にするべく今年一年ありのままであきらめて顔晴ります。

それではまた次回は梅雨の時期にでもお会いしましょう・・・。
  

               かわい接骨院・じょんのび治療室主宰 川合 晃生
スポンサーサイト

【2014/05/03 09:23】 | ◆院長コラム◆


| ホーム |