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◆かわい接骨院◆はり・きゅう院◆

痛みは体が助けを呼ぶシグナルです・・・ 気がついたら早めに手当をしてあげましょう。 ご自身の身体のSOSを見逃さないでくださいね♪

『見えないものを可視化する技術』 

院長コラム穀雨

『見えないものを可視化する技術』

我々治療家は患者さんの身体をみる時、ある程度その患部がどのような状態になっているか想像し神経や血管の流れ、内臓の動き、骨の位置・形、東洋的な気の流れ等を透視し、総合的に健康状態を判断しなければなりません。それによってMRI検査、CT検査、X-Ray検査必要ならばPET検査等を医療機関に依頼し患者さんに安心して頂けなければなりません。見えないものを可視化させることによって人は一時の安らぎをどうやら覚えるようです。
『みる』にも色々な意味がありますね!『観る』、観察、観光等見物として見る場合に使い、手相を観る・映画を観る・旧跡を観るという風な時に使います。我々の『診る』は医療上の診察を目的とした場合に使い、患者を診る・脈を診るという風に使います。その他『看る』は看護を目的として世話をする場合に病人を看る・赤ちゃんを看るという風に『視る』は視察を目的とした場合に使います。被災地を視る・客観的に視る時に使います。『見る』は観る・診る・看る・視るなどを総合して一般的に目に入る様子を言うそうです。
当院でも我々の資格で法に触れず行える検査機器として超音波画像観察装置というものがございます。少年野球の球児の肘や肩を観察し骨の状態を把握するのに副作用もなく的確に疾患の有無を判断するのにはもってこいの代物です。当院では只今導入を検討しておりますが、レントゲンまでは撮る必要はなくとも筋や腱、靭帯に損傷がありそうな患者さんにはエコー画像をお見せし患部を可視化することにより説明し納得し、認識することによって治療効果もよりぐ~んと上がるのではないかと期待しております。

剣豪宮本武蔵が著した『五輪書』の「水の巻」に次の言葉があります。
「観の目強く、見の目弱く」武術はもちろんのことものをみる時の心得を説いたのだと思いますが、『観』は広い視野で大きく捉える眼ですし、『見』は、近いところを細部まで捉える眼の事です。『観』の眼は強く。『見』の眼は弱く。遠いところを近く見て、近いところを遠く見ます。周辺視野を使い凝視することがないようにすることによって、相手の動きを全体的に捉え、相手の動きを知りながらも相手の動きに捉われないようにする事がものをみるコツだと武蔵は教えてくれてます。言い換えると『観』の眼とは“本質を見抜く目”でもあり『見』の眼は“表面的に現象を捉える目”といってもいいのではないでしょうか。武蔵はまた、本質を見抜く目を持つことの大切さをも教えてくれているのだと思います。

考えてみると、人は『見』の眼で、物事や人を見ていることが多いのではないでしょうか?もっといえば、自分の都合でしか見ず、自分の見たいようにしか見ていないと言っても過言ではございません。見る事だけではなく、聞くことでも、聞きたいようにしか聞いていないところが、多分にありますよね!それが、大切なものを見落としたり、聞き逃したりする原因にもなったりします。例えば、人のふるまいを見て人物を判断することがあります。「あの人はいちいち動作がのろく、愚図な人間だなぁ!」いったんそう思ってしまうと、それが自分の都合で“愚図”という見方でしかその人を見ることが出来なくなってしまいます。しかし、少々、動作が遅くても、心のやさしい人や思いやりに富んだ人がいます。
さて、その人の本質は愚図なのでしょうか?それとも、心のやさしい思いやりに富んだ人なのでしょうか?もし、このような時はその人のいい面を見るようにするといいそうですよ!

色んな情報が氾濫し過ぎて、何が正しく何が間違っているのか、こんな時代だからこそ自分の眼で耳でしっかり確かめ確認し物事の本質や真実を見極めたいと僕は想っております。
見えない部分を観る方法として我々は患者さんの脳を読み取り患者さん自身の脳に問いかけ、答えを導き出すという訓練を毎日行っております。読脳法と言います。

また、この世には目に見えないものの力が働いている事が多々あるように想われます。
「お天道様」「ご先祖様」「神さま」「仏様」「サムシング・グレート」がそれに当たるかと・・・。“非科学的な大自然の見えざる何者かの力”それを先達たちは「おかげさま」と呼んでいました。そのようなものの力を借りながら文化・文明が発達した今世でなおかつ、我々は見えない力を頼りに生かされております。きっと見えないものって自分の心の中にあるのかもしれませんね!!

4月14日・16日に発生した熊本地震で被災した方々に於きましては心よりお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして一日も早い復興を祈願いたします。



                                   
           かわい接骨院・じょんのび治療室主宰
川合 晃生

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category: ◆院長コラム◆
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